2023年5月12日(金)よりNetflixシリーズでドラマ『配達人 ~終末の救世主~』が独占配信中で話題になっています。
しかし一部の視聴者からは、”『配達人 ~終末の救世主~』は『デスストランディング』のパクリなのでは?”との声があがっています!
なぜ『配達人 ~終末の救世主~』は『デスストランディング』と比較されてパクリと言われるのでしょう?
その理由が気になると同時に、逆に違っている部分にもこだわりたくなりました。
『デスストランディング』という作品は、2019年に小島秀夫監督が制作した人気ゲームです。
2つの作品を比較してみるといくつもの共通点が見つかりますので、なぜパクリといわれるのかその理由と違いはどこなのか調査していきたいと思います。
この記事では『配達人 ~終末の救世主~』とゲーム『デスストランディング』の2つの作品の違いについて、そしてなぜパクリだといわれているのか比較してその理由を検証してみました。
気になる人は是非最後までご覧になってみてください。
配達人はデスストランディングのパクリと言われる理由はなぜ?
Netflix『配達人 終末の救世主』
これはアウトやろ〜!!!流石に露骨にパクリすぎやわ。人が生活出来なくなった世界。人々に荷物を運ぶ伝説の配達人、荷物を狙う盗賊、直接人とは会わずシェルターに荷物を格納する。
小島監督…訴えたら勝てますぜ、完全にデスストのパクリや。 pic.twitter.com/gmGcz1ZuXB— もるだー (@mulder_UI) April 11, 2023
ドラマ『配達人終末の救世主』は、なぜゲーム『デスストランディング』のパクリだと言いわれているのでしょう?
まずはゲーム『デスストランディング』とはどんなゲームなのか調べてみました。
いやー、デススト楽しかった。。。最初はストーリーや背景があんまり語られずただの配達人やってたけど、配達する間に情報の断片が集まっていき、ソレが最後に線となって繋がっていく・・・素晴らしいゲームでした小島監督、TOMORROW IS IN YOUR HANDS. #DeathStranding pic.twitter.com/F8Kjxp6KwY
— 鉄仮面 (@Old_Type_Camper) November 23, 2019
『デス・ストランディング』は依頼された荷物を受取人まで届けることを最大のミッションとしたゲームで、荷物を届けるまでに様々な障害に遭遇。
ゲーム内の登場人物は、実際に現役で活躍している俳優たちで、ゲームでありながら映画に負けない映像の美しさやリアル感が楽しめます。
ドラマ『配達人 ~終末の救世主~』とゲーム『デスストランディング』この2つの作品の共通点は主に次の3つがあげられます。
- 砂漠化した未来の地球
- 強奪者から物資を守り命がけで届ける配達人
- 特異体質をもった登場人物
つまり、どちらの作品も配達人が利用者に生活のライフラインをゆだねられ、命がけで強奪者の手から物資を守り届けるストーリーになっています。
配達人の原作は漫画?
Netflixで配信予定の
「配達人〜終末の救世主〜」
というドラマが某ゲームのパクリだ!!と騒がれていますが原作漫画の方が先なので… pic.twitter.com/oAA5obsQAJ— fuperman (@fugaman0417) March 29, 2023
実はドラマ『配達人 ~終末の救世主~』には原作があり、それは2017年に韓国のウェブコミックで公開された漫画『配達員(Delivery Knight)』です。
ゲーム『デス・ストランディング』は2019年に発売されていますので、先に原作が公開された『配達人 ~終末の救世主~』をパクリなのではと疑うには無理がありますね。
配達人とデスストランディングの違いも比較!
デスストランディング、ストーリークリアしました。
何のリサーチもせずにプレイし始めたのでただの配達ゲームかと思いきや、人の想いを運ぶ、本当に素晴らしいゲームでした(語彙力の限界🙄)#デスストランディング #DeathStranding pic.twitter.com/kOdSgHRgLJ— R. (@3igCy3sWuZ5QHXu) June 30, 2021
『配達人 ~終末の救世主~』と『デスストランディング』のストーリー設定の違いについて調べてみました。
配達人 ~終末の救世主~ | デスストランディング | |
時代 | 西暦2071年 | 近未来 |
場所 | 砂漠化した朝鮮半島 | 分断された北アメリカ |
地球が荒廃した原因 | 彗星が地球に衝突 | 触れたものを老化させる時雨(タイム・フォール) |
敵 | BTを召喚するテロリスト「ヒッグス」 | ハンター(略奪者となった難民) |
※『デスストランディング』のBTとは、時雨が降る地帯に出現する得体のしれない敵です。
そして『配達人 ~終末の救世主~』の方は、あくまでも生活必需品を運んでいたのに対し、自殺死体のBT化を防ぐために死体運搬までも配達人が引き受けるという要素が加わっています。
物語の背景などのスタート地点では、2つの作品は確かに類似して見えます。
しかし、そこから先は独自の世界が繰り広げられていて全く違うストーリーへと展開していくので、単純にパクリと一言で括ってしまうのは、ちょっともったいないかもしれませんね。
視聴者の反応は?
”ドラマ『配達人 ~終末の救世主~』はゲーム『デスストランディング』パクリなのでは?”と言われていることについて疑視聴者の反応を集めてみました!
ネトフリ韓国ドラマ『配達人 終末の救世主』
某崩壊世界で配達をやるゲームからインスパイアされたかのような、終末ディストピア系ドラマ。
韓国のこの手のSF系、大体低予算の癖に質は意外によくて、この作品もやりたいことよく出来てるって感じ。
— pawaプラモデル (@runetinseprime) May 14, 2023
ネフリの韓国のドラマ
配達人デスストでは?🧐
— りょう@そち@Gonta (@benipiero3) May 12, 2023
Netflixの配達人
ちょくちょくデスストに似てるの草— レイン🌵 (@JDrjj2) May 23, 2023
配達人って韓ドラ、まんまデスストだと思うんだけど、
どちらも似た様な時期に考え出された設定らしい(デスストの方が予告編出たのがこのドラマの原作が出たのより早いらしいので、けっこう微妙)
ゲームやってた時も思ったけど、小島監督の着眼点が凄すぎるんだよなぁ。— USAMI (@u_imasu) May 25, 2023
Netflixの配達人はデスストランディングにソックリだと言われるけど、
原作が2016年に連載開始された韓国の漫画なんだそうで、デスストランディングより前に存在してたと言う話です。— パンドラ@東京ガレキ少女1〜3巻発売中(応援活動) (@panDoras_box_00) May 20, 2023
この2つの作品は確かに似ている部分はあるけど、どちらも世界中から高い評価を受けた作品なので、それぞれの着眼点が楽しめるのではと思いました。
まとめ
『#配達人』完走📦設定は壮大なんだけど話数の問題か色々と描ききれてない部分があって物足りなさはあった。でも5-8ことキムウビンがとにもかくにもひたすらカッコいいので声と眼光に痺れたい人たちは見るといいと思います。4-1と男女バディっぽいのもよかった。5-7カンユソクは少年漫画の主人公です。 pic.twitter.com/ZNK0YhAt3b
— 窓 (@madoduck) May 25, 2023
なぜ、ドラマ『配達人 ~終末の救世主~』は、ゲーム『デスストランディング』のパクリだと言われているのか、類似点と違いを比較してその理由を探ってみました。
近未来で活躍する配達人を主人公にストーリーが展開されたドラマ『配達人 ~終末の救世主~』とゲーム『デスストランディング』。
2つの作品は、細かい部分を比較すると確かに酷似している部分があり、それがパクリと言われる理由だったのではと思われます。
しかし、表現が重なっているように見えるのは、ストーリーにリアル感を出す上で必要不可欠な部分で、その後にはまったく違う壮大な物語が展開していることが、それぞれの予告編を見ても想像できますね。
ゲーム『デスストランディング』の世界を存分に満喫できた人なら、『配達人 ~終末の救世主~』と比較して共通している部分を見つけても、逆にその後の展開の違いに興味が沸くのではないでしょうか?
この記事を読んで、なぜドラマ『配達人 ~終末の救世主~』がゲーム『デスストランディング』のパクリと言われているのか、理由がわかってスッキリすることが出来ましたら幸いです!