インディジョーンズのレイダースの意味は何?あらすじラストからもネタバレ考察!

インディジョーンズのレイダースの意味は何?あらすじラストからもネタバレ考察!

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スティーブン・スピルバーグを監督に、ジョージ・ルーカスを総指揮に向かえ、製作が開始された「インディジョーンズ」シリーズ。

その始まりが「レイダース/失われた聖櫃[アーク]」です。

1981年に公開された作品目の「レイダース」の意味、「聖櫃[アーク]」の意味するところは何でしょうか。

あらすじはどういったものだったでしょうか。

あらすじを話しつつ、「レイダース/失われた聖櫃[アーク]」とは何か、考察をしていきます。

「レイダース/失われた聖櫃[アーク]」で一際有名な、ラストシーンとはどういったものでしょうか。

なぜ「レイダース」から「インディジョーンズ」に作品名が変わってるのでしょうか。

これからはネタバレ注意です!

先の視聴をオススメします!

それでもここであらすじを読んで、衝撃のラストとネタバレや考察を見てもいいよ、という方だけ今回の話におつきあいください。

今日も、ゆっくりしていってね!

 


インディジョーンズのレイダースの意味は何?

初作のタイトルにある「レイダース」。

ゲームに「トゥームレイダーシリーズ」と、「レイダー」がつくものがあります。

この「レイダー」という単語は、正確な英語では「Raider」というつづりとなります。

そして「Raider」を日本語に訳すと「侵入者・略奪者・強奪者」です。

この「侵入者」が、インディ・ジョーンズシリーズを象徴する単語になっていそうです。

では、「レイダース」の副題となっている「聖櫃[アーク]」の意味するところは何なのでしょうか。

次項の話を進めていきましょう。

 

アーク(聖櫃)の意味は?

では、アーク[聖櫃]の意味を解説していきましょう。

作中に登場する[アーク[聖櫃]]を語る前に、[アーク]の原義の話をしましょう。

[アーク]の英語のつづりは[Ark]です。

この[Ark]は、旧約聖書の[ノアの箱舟]の[方舟]にあたる単語です。

更に、一般的な意味を調べると[箱、大箱]を意味しており、元はラテン語での[蓋の付いた箱]という単語が変形したものです。

では、[Ark]の原義を見たところで、「レイダース」作中の「アーク[聖櫃]」の解説をしましょう。

「聖櫃」は旧約聖書における「モーセの十戒」が収められた箱です。

「モーセの十戒」は、聖人「モーセ」が神から受けた10の啓示のことで、二枚の石版に刻まれています。

この「レイダーズ」は、このモーセの十戒が収められた箱に封じられた「神秘の力」を巡るお話です。

また、映画終盤でアークの正体が分かります!

アークの正体について『レイダースのアークの正体は何?目を閉じる理由もなぜなのかも解説!』で紹介しているので、より深く知りたい方はご覧下さい♪

 


インディジョーンズのレイダース意味をあらすじラストからもネタバレ考察!

インディ・ジョーンズは、シンプルに言えばアメリカとナチスドイツとの「聖櫃争奪戦」。

アメリカから「聖櫃の回収」を依頼された、ハリソン・フォード扮する冒険家「インディ・ジョーンズ 」。

そして、同じく「聖櫃」を狙っている、「インディ・ジョーンズ」に立ちはだかるナチス幹部たち。

「聖櫃」を発見するための謎解きから、インディ・ジョーンズとナチス幹部間の直接戦闘。

まさにその行為はアーク側からすれば、善意の心を持っているインディ・ジョーンズでも穏やかな日常に突如として現れた「侵入者・略奪者・強奪者」ですよね。

そこから、「レイダース」というタイトルが付けられたのでしょう。

そして、舞台となったエジプトで繰り広げられた「聖櫃争奪戦」のラストで明かされた「聖櫃」の正体は衝撃的でした。

「聖櫃」を開けたナチス幹部たちが跡形もなく焼き尽くされる演出は、まさにトラウマものでした。

アクション、駆け引き、壮大なスケールで観客を魅了した「インディ・ジョーンズ」の初作「レイダーズ」は、世界累計3億8000万ドルという、途方もない興行収入を上げたのです。

さて、ここで一つ疑問が生まれます。

初作である「レイダーズ」から「インディ・ジョーンズ」に置き換わっている点です。

次は、なぜ後から「インディ・ジョーンズ」に置き換わったのでしょうかか。

「インディ・ジョーンズ」というタイトルになった理由を探ってみました。

 

なぜ後から「インディジョーンズ」と付けられた?

これは「製作者側が客のターゲットを変えた」からです。

1作め「レイダーズ」では、大人向けなアクション作品を念頭に製作されました。

この「レイダーズ」のヒットを受けて、より一層の集客を考えた製作者側が「客層を家族連れ」にしました。

となると、自然と「子供」もターゲットになります。

そこで、問題となるのが「レイダーズ」という作品名です。

先程言った通り「レイダーズ」は「侵入者・略奪者・強奪者」という意味です。

この「失われた聖櫃[アーク]」も、実際にやっていたことは、半ば「墓荒らし」です。

子供たちにとって、あまり芳しいものとはいえません。

そこで、悪いイメージの単語となる「レイダーズ」から、主人公の名前を取り「インディ・ジョーンズ」に変えられた、というわけです。

作品の内容に関係することから発しているかと思いきや、ただの「オトナの都合」というのが、何ともいえないところです。

 

ファンの声

最後に、「レイダース」を見た人の感想やファンの声を集めてみました!

「レイダーズ/失われた聖櫃[アーク]」は1981年、実に40年前に製作されたものです。

映像技術面が、今よりも低かったであろう時代の作品が、現在の作品をも凌駕するものとして、大衆に知られています。

アクションもそうですが、シナリオの見事な展開、衝撃のラスト。

映画の要素のすべてが噛み合った、今でいう「神作」です。

これは、見ていない人は見て、興奮を覚えるしかありませんね。

 


まとめ

今回はレイダースの意味・聖櫃[アーク]の意味、インディジョーンズと名が変わった理由は何か。

レイダースのあらすじやラストなどのネタバレ・考察をしてみました。

「レイダース/失われた聖櫃[アーク]」はあらすじを読んだだけでワクワクしてきます。

ネタバレをしても、このネタバレがどう映像で表現されてるのか、なお見てほしいです。

あらすじやラストなどのネタバレしても感じることの出来ない、感動を衝撃が走ることでしょう。

ラストのトラウマ者ものの壮絶な展開なもしっかりと目に焼き付けましょう。

見た後は、考察をせざるを得なくなるほど、インディジョーンズに魅了されることでしょう。

「レイダース」という作品が意味するものは何か、考えざるを得なくなるはずです。

ただ。

レイダースがインディジョーンズに作品名が変わった理由がについては、何とも残念です。

内容とは無関係の「場外乱闘」的な変わり方には、作品の素晴らしさからなおさら、何ともいえない気持ちになります。

6月30日から15年ぶりの新作となる、第5作「運命のダイヤル」が公開されます。

どんな作品になっているのでしょうか、劇場で確かめるしかありませんね。