犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰?陽真の記憶喪失との関係もネタバレ解説

犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰?陽真の記憶喪失との関係もネタバレ解説

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2023年6月からテレビドラマ『犬と屑』が放送されたことで原作漫画も再び注目されています。

この『犬と屑は主人公陽真と、幼馴染の秀司、そして恋人の愛憎劇のストーリーになっていて、中でも読者が一番気になるのは麗香のお腹の子の父親は誰?という点ですね!

そしてなぜ、陽真は記憶喪失になってしまったのか?も見逃せない部分となっています。

そのことについては、麗香のセリフや行動の端々にヒントが散りばめられていますが、物語の終盤までお腹の子の父親が秀司か、陽真か?それとも第3者の誰かなのか?が混乱したままでした。

次々と焦点が移り変わりながら、麗香がお腹の子の父親について明かそうとしない理由についてもネタバレありで解説ていきます。

この記事では、

  • 犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰なのか?
  • 陽真の記憶喪失との関係もネタバレ解説

をテーマに進めてみました。

幼いころから一緒に育ってきた陽真と秀司の関係や記憶喪失になってしまった理由、妊娠したことがわかって思い悩む麗香の心情についてもネタバレを含みつつ解説していきますので、気になる人はぜひ最後までご覧ください!

 


犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰?

秀司と麗香は高校生のころから交際を重ね、めでたく結婚へとゴールインします。

しかし病院で調べてもらった結果、2人の間には子供ができないことがわかりました。

幼少期に複雑な家庭で育った麗香は子供がいる賑やかで明るい家庭に憧れていて、秀司は妻と他の男との間に出来た子供を実子として育てることを承諾します。

麗香が精子提供者として選んだのは有名画家の蛯原でしたが、彼が協力した期間に麗香が妊娠することはありませんでした。

そんな彼女のお腹の子の父親は、なんと秀司の幼馴染の陽真でした!

麗香と陽真は、突然亡くなってしまった秀司の葬儀の後に結ばれ、その後生理が遅れたことで麗香は妊娠に気づきます。

 

なぜ麗香は黙っていたの?

陽真は秀司が亡くなった後に動揺して自殺を図ります。

それを引き留めようと心配するあまりに麗香は陽真と一夜を明かしてしまいました。

翌朝麗香が目覚めたときに陽真の姿はありません。

その後互いに連絡することはなく、妊娠に気づいた彼女が病院で確認した時は妊娠5週目でした。

麗香は陽真に相談するために会いに行きますが、なぜか陽真は秀司が亡くなった前後や、2人が結ばれた夜のことを覚えていない様子です。

最初はショックを受ける麗香でしたが、それほどに彼にとってつらい出来事だったのだと思うことで納得します。

そして陽真に秀司が亡くなっていることを告げずに、私たち夫婦はもうダメになってしまったので、1人だと不安だからお腹の子が生まれるまで側にいて助けてほしいと懇願するのでした。

 


犬と屑麗香のお腹の子と陽真の記憶喪失との関係は?

秀司が亡くなった時、陽真は自分に責任があると思い込んでいましたが、誰が見てもそれは事故でした。

深酒をした秀司の足元に空き瓶が転がっていて、陽真がやったことは彼の無神経な言葉に腹を立ててそのふら付いた体を軽く押しただけ。

それなのに秀司は陽真と麗香の目の前で転んで頭を打ち、大量出血を起こし死んでしまいました。

陽真は秀司の葬式後、自分が彼を死なせてしまったのだと自責の念に苦しみ、大きな橋から真冬の川に飛び込もうとします。

その時、危うく変化に気づいていた麗香が彼を抱きしめて、陽真はその夜をなんとか生き延びることができました。

秀司の葬式後、北海道に戻ってきた陽真は数日間高熱で寝込んでしまい、その後彼の頭からは秀司の死に関する記憶が消えていました。

見方によっては、すべてを忘れてなかったことにしてしまう陽真に狡さを感じてしまいそうです。

そして麗香が独りよがりな考えに陥って陽真をかばう余裕もない状態だったら、、自分にばかり苦しみを押し付けてきれいさっぱりに忘れてしまっている陽真を責めて憎んだことでしょう。

しかし、苦しい記憶から逃げることでしか自分を守る方法がなかった彼の心情を理解して、麗香は1人で秘密を背負っていく決意を固めるのでした。

 

記憶喪失の期間はどの位?

麗香は妊娠8か月で蛯原と再会して、彼からプロポーズを受けます。

その場面を蛯原に呼ばれて来ていた陽真に見られてしまいました。

彼はその場から走り去り雨の中をさまよい歩いた後に麗香と同棲中の自宅に帰りつくのでした。

翌日から陽真は高熱を出しますが、麗香が看病のため部屋に入ることを拒みます。

1人で熱にうなされている中、パズルのピースのようなとぎれとぎれの記憶が彼の中でよみがえっていきます。

陽真は心の奥底で秀司を憎み、何度も殺意を抱いたことがありました。

それでも秀司の輝きに魅かれ彼から離れることができません。

そして秀司の陽真に対する歪んだ執着心も、彼なりの陽真に対する想いでした。

夢の中に現れた秀司は陽真の謝罪の言葉に優しく微笑み、そっと彼の頭をなでます。

そのことによって、陽真の中の秀司に向けた憎しみや妬み、自責の念の感情も消えていきました。

夢から覚めた陽真は麗香のお腹の子が自分の子だと理解し、彼女に重い荷を背負わせていたことを謝罪します

麗香との一夜の後に記憶を失った陽真は、お腹の子が8か月になった頃にようやく記憶を取り戻すことができたわけです。

身重の身体で秘密を抱えて耐えていた麗香にとっては、相当長い8か月だったことでしょう。

 


まとめ

『犬と屑』の主な登場人物の陽真、麗香、秀司の愛憎をネタバレ込みで解説してみました。

この記事では、

  • 犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰なのか?
  • 陽真の記憶喪失との関係もネタバレ解説

をテーマに進めてみました。

人間関係が複雑でわかりにくい作品でしたが、謎をスッキリすることはできましたか?

特に麗香のお腹の子の父親に関しては話が2点3点と変わり、不倫のドロドロも加わってページをめくるのが怖いくらいでした。

また陽真の記憶喪失がどういう展開に繋がるのか、はたして記憶が戻るのかで目が離せない状態でしたね。

誰もが心の奥そこに抱えるドロドロとした闇をえぐりながらも、最後は故人となった秀司がいつまでも美しい思い出の中で輝き続ける陽真と麗香の未来に清々しい光を感じました。

『犬と屑麗香のお腹の子の父親は誰?陽真の記憶喪失との関係もネタバレ解説』に最後までお付き合いいただきありがとうございます。