2023年春アニメ「スキップとローファー」の主題歌を担当している須田景凪さん。
今年に入ってから出したデジタルシングル「ダーリン」も話題を呼んでいます。
では、須田景凪というミュージシャンはそもそも何者なのでしょうか。
ミュージシャンとしてどのような経歴をもち、有名曲には何があるのでしょうか。
現在、音楽界に名前がどんどん広がっている須田景凪さんが何者なのか。
そして、須田景凪さんの経歴と有名曲を今回は取り上げていきたいと思います。
ここで、須田景凪さんのことを知ってもらえると嬉しいです。
というわけで、今回もゆっくりして行ってね!
Contents
須田景凪は何者なの?
— 須田景凪 バルーン (@balloon0120) April 29, 2023
須田景凪さんはシンガーソングライターです。
2017年活動を開始、2019年にメジャーデビューします。
現在は、着々と音楽業界に地盤を作り、根を張っています。
そして、須田景凪さんにはもう一つの顔があります。
むしろ、こちらが先になるのですが、ボカロP:バルーンでもあります。
バルーンとしては、2013年にデビューしています。
バルーンとの違いは?
ボカロPだった人、バールーンさん
シャルルとかの人(ボカロあんまり聴かないんだっけ??)なんの形かは分からないけど、中にイラスト描かれてる pic.twitter.com/YWEtRFe6cj
— IV-ᒼᑋªⁿ✿ (@luminescence_Q) May 30, 2023
須田景凪さんとバルーンの違いは「自身が歌っているかいないか」です。
須田景凪さん名義では、須田景凪さん自身が歌っています。
バルーンはボカロPと説明した通り、ヴォーカルソフトである「ボーカロイド」に歌わせています。
あくまでバルーンは、楽曲提供者という立場にあると考えるとわかりやすいかもしれません。
私が聴く限り、須田景凪さん名義の曲とバルーン名義の曲に大きな世界観の違いはありません。
須田景凪の経歴は?
— 須田景凪 バルーン (@balloon0120) April 11, 2023
須田景凪さんは国立音楽大学を卒業していることが有力です。
多くの須田景凪さんを取り上げたブログでは「国立音楽大学」出身となっています。
ところが、「国立音楽大学を出た」証拠となる出典が一切ありません。
なので、「国立音楽大学を卒業したという説が有力」となります。
音楽大学へ進んだのはスタジオミュージシャンとして活躍したいと思ったからです。
須田景凪さんは大学在学中の2013年にバルーン名義で「造形街」を発表、作曲家デビューします。
2013年を起点として積極的にボカロ楽曲を発表、2017年に須田景凪名義でデビューへと続きます。
現在、バルーン名義では、デジタルシングルを5曲・ミニアルバムを1枚・アルバムを2枚。
須田景凪名義ではデジタルシングルを15曲・ミニアルバムを2枚・フルアルバムを3枚出しています。
そのうち、ミニアルバムで1枚・フルアルバムで1枚、オリコン週間トップ10入りを果たしています。
ボカロPになった理由は?
ボカロPになった理由は「自分の演奏能力に限界を感じたから」でした。
須田景凪さんは元々はドラマーとして活動をしていたのですが、プロにはなれないと悟りました。
ただ、これで音楽活動を諦めるわけではありませんでした。
作曲家の道を選ぶことにし、作曲に必要な機材を買い揃えます。
ボーカロイドは、楽曲があれば、歌手は必要はありません。
費用を最小限に楽曲を発表することが出来ます。
ボカロ界隈からメジャーに打って出た面々が数多くいます。
例えばこんな面々がいます。
- supercell[ryo]
- じん[自然の敵P]
- 米津玄師[ハチP]
- 堀江晶太[kemu]
まだまだ枚挙に暇がありません。
ボカロで実力が認められ流行すれば、メジャーへの道が拓ける。
ボカロPの先人たちが、見事に物語っているのです。
私には、ボカロの系譜を継ぐミュージシャンは現在の業界を席巻しているようのすら感じられます。
須田景凪さんは、売れる道筋にボカロPになることを選んだのです。
須田景凪の有名曲を紹介!
4/11(火) 18:00
新曲「メロウ」
MVを公開します pic.twitter.com/3H6JNVJR64— 須田景凪 バルーン (@balloon0120) April 9, 2023
ここにある「メロウ」が、2023年春アニメ「スキップとローファー」のOPに起用されています。
では、ここでバルーン/須田景凪の有名曲を紹介しましょう。
バルーン – シャルル
バルーンPを語る上で欠かせないのが、2016年に発表された「シャルル」です。
この「シャルル」は、2010年代のカラオケチャートの上位にランクインしていました。
ボカロ文化が若年層に根付いているとは言え、カラオケランキングに載るのは稀です。
同時期のボカロ曲など相手にならないほどのヒット曲です。
「現代音楽の基礎知識」と言っても良いかも知れません。
須田景凪 – Veil
2019年8月21日発売。
2枚めのミニアルバムの主題曲。
最高位7位・登場週数7週。
須田景凪名義での最大ヒット曲です。
「炎炎ノ消防隊ED2」に使用され、タイアップを起爆剤に売上を伸ばしました。
「炎炎ノ消防隊」を素晴らしい上手さで表現しており、これが主題歌だと思わされました。
須田景凪 – ダーリン
2023年1月18日発売。
通算13曲目のデジタルシングル。
最新アルバム「Ghost Pop」収録曲です。
表向きは、まっすぐに恋に思い悩む女性の歌なのです。
しかし、見方によっては女性の恋人や恋人を奪っていく女性に対する歪んだ感情が読み取れます。
そこに見えてくるのは狂気です。
恋に病んだ挙げ句に、精神を壊した主人公が浮かび上がってきます。
このMVのエンディングが全てを物語ります。
なかなかに、ここまで強烈な曲を送り出せないと私には感じられました。
見事です。
まとめ
リハの日でした
19:30〜
YouTube LIVEします pic.twitter.com/VrFd6RNIFS— 須田景凪 バルーン (@balloon0120) March 22, 2023
須田景凪なるミュージシャンは何者、どんな経歴・有名曲を持つのか、いかがだったでしょうか。
最近はボカロPあがり、ないしボカロ曲を思い起こさせる音楽が増えてきています。
そして、そういうミュージシャンの多くが経歴をそこまで明かしていません。
なので、それに含まれる須田景凪さんの経歴もまた、多くを知ることは出来ません。
ただ、須田景凪さんの楽曲を聞いてもらえば、経歴関係なく、何者かが見えてきます。
今回は有名曲ということで3曲を挙げさせてもらいました。
しかし、須田景凪/バルーンPで有名曲はまだまだあります。
YouTubeにて、須田景凪さん・バルーンPの楽曲が須田景凪さん公式で見ることが出来ます。
興味が湧いた人は、そちらでチェックしてみてはいかがでしょうか。
今回も読んでくださり、感謝いたします。
また次の記事出会いましょう。