昨年の音楽業界を制した「Aimer – 残響散歌」。
「鬼滅の刃遊郭編」のオープニングテーマとして使用され、圧倒的な強さを誇りました。
この「残響散歌」を手掛けたのが「飛内将大[とびないまさひろ]」さんです。
今年元日、「残響散歌」他、多くの楽曲を提供してきたAimerさんと結婚しました。
今回は、飛内将大氏のすごい経歴や出身大学、代表曲について話していきます。
飛内将大さんの出身大学は、音楽大学だったという話を聴きます。
「残響散歌」を手掛けているだけあって、どれだけすごい経歴なのか、期待大です。
飛内将大氏のが提供した楽曲が代表曲となっている歌手もいます。
それでは、飛内将大さんの紹介をしていきましょう。
Contents
飛内将大の経歴がすごい!

引用元:https://www.toonippo.co.jp/articles/gallery/1012950?ph=1
飛内将大さんは生まれたときから音楽に囲まれていました。
父と祖父は大湊ネブタなど祭り囃子の先生。母は保育士で、家にはオルガンがありました。
「3歳ごろにはオルガンを弾き、自分でラジカセを操作して録音・再生して遊んでいた」。
生まれたときからすでに体に音楽が染み付いていたかのようです。
中学でエレキギターを持ち、高校時代ではバンド活動に打ち込んでいました。
大学入学時に上京、在学時から本格的な音楽活動を始めます。
トラックメーカー、リミキサーとしてコンピレーションアルバムへの参加やアレンジを行いました。
転機となったのが2007年、音楽プロジェクト[Agehasprings]への加入です。
[Agehasprings]が送り出す音楽に衝撃を受け、デモテープを送ったところ、所属が決まりました。そこから、[Agehasprings]としての活動の他にも、多くの歌手への楽曲提供をしていきます。
作曲はいつから?

引用元:https://popscene.jp/foundit/031518.html
作曲はなんと、小学6年生から行っていました。
高校で組んでいたバンドの曲と、バンドとは別のオリジナル楽曲を、打ち込みで作っていました。
打ち込み主体の手法は、現在のトラックメイカー、リミキサー、アレンジャーから見て取れます。
wikipediaによると、メジャーのキャリアは、SARINAの楽曲「D sire」のアレンジとなっています。
こちらが、2005年9月の発表となっています。
メジャーでのキャリアは18年弱ということになります。
飛内将大の大学はどこ?

引用元:https://ontomo-mag.com/article/column/senzoku/
飛内将大の出身大学は、神奈川県川崎市にある「洗足学園音楽大学」です。
専攻していたのは音楽音響デザインコース。
楽器の演奏よりも、トラックメイクやリミックスなど曲全体の音作りをしている飛内将大さん。
勉強することも音楽空間をどう作るかを考えていた、という事になります。
大学在学時、飛内将大さん自身が持つ感性が紡ぐ音楽に関心を向け、作曲の時間を大切にしました。
やがてデモテープが認められ、打ち込みや楽器演奏などを仕事としてこなすまでに成長します。
大学でも、自身の活動でも多くを学んで、実を結んでいくようになっています。
高校はどこ?

引用元:http://www.tanabu-h.asn.ed.jp/
飛内将大の出身高校は「青森県立田名部[たなぶ]高等学校」です。
青森県下で、どれくらいの位置にいるのかを調べてみました。
青森県下の公立高校の2強は青森高校[偏差値71]、八戸高校[偏差値70]でした。
では、飛内将大さんの出身校である田名部高校の偏差値は53。
目立って、学力の面で抜け出ているところではないようです。
ただ、飛内将大さんには地元への愛着が非常にあり、出身高校にも強い気持ちがあります。
バンド活動をし、楽曲作りに精を出した毎日でした。
これまで、音楽の仕事をしながら挫けそうになることが何度もあったそうです。
その時は、必ず故郷のことを思い出し、自身を奮起させていたそうです。
この高校生活もまた、飛内将大さんの音楽活動を支える一因になっているように感じます。
飛内将大の代表曲を紹介

引用元:https://culture-dept.com/blog/radio_blog_ja-4067/
これまで、数多くの歌手へ楽曲提供をしてきた飛内将大さん。
飛内将大さんが手掛けた楽曲の中から、代表曲を選んでみたいと思います。
Aimer – 残響散歌
今となっては、この「残響散歌」なくして飛内将大さんは語れません。
2022年度年間オリコンデジタルダウンロードチャート首位。
2022年度年間ビルボードジャパンホット100首位と2冠を達成しました。
鬼滅の刃の影響での「残響散歌」の大ヒットでしたが、作曲者にも目が向けられました。
音楽ファンからは2010年代には実力を知られていましたが、一般化したのはこの曲です。
音楽ファンからは賛否の声が分かれています[残響散歌なんかよりいい曲はある]。
ただ、「ヒットした」という意味合いでは、桁外れなので選ぶより他に道はありません。
そして、「残響散歌」は曲調だけでなく歌詞にも注目されています。
『残響散歌の歌詞の意味は何?タイトルの由来も解説』にて詳しく解説しているので、そちらも是非ご覧下さい!
元気ロケッツ – Touch Me
2011年9月27日発売。 「GENKI ROCKETS II-No border between us-」収録。
最高位21位・登場週数7週。
2000年代末から2010年代初頭にかけ、スタイリッシュサウンドで話題になった「元気ロケッツ」
飛内将大さんが所属する[Agehasprings]が送り出したグループです。
この曲では、飛内将大さんは編曲を担当しています。
一世風靡をした「元気ロケッツ」は飛内将大さんのキャリアで、非常に重要です。
YUKI – さよならバイスタンダー
2017年2月1日発売。33枚めのシングル。
最高位10位・登場週数7週。
テレビアニメ「3月のライオン」オープニングテーマ。
飛内将大さんが[Agehasprings]の楽曲で衝撃を受けたものに、YUKIさんの楽曲もありました。
YUKIさんのプロデュースを主に手掛ける蔦谷好位置さんも、[Agehasprings]に所属しています。
飛内将大さんはYUKIさんの楽曲を3曲手掛けていますが、A面はこの曲のみです。
そして、この「さよならバイスタンダー」が2010年代のYUKIさんを代表する1曲になります。
楽曲提供はAimerさんに対してが最も多いです。
そして、提供した歌手のバリエーションもメジャー・マイナー問わず非常に広いです。
私が見る限り、アニメソング・アニメ系歌手への提供が目立っています。
「この曲、そうだったんだ」と、かなり驚かされる曲もあり、ラインナップが非常に面白いです。
まとめ

引用元:https://twitter.com/masamusic
「残響散歌」の作曲者である飛内将大さんのすごい経歴、出身大学・代表曲。
いかがだったでしょうか。
飛内将大さんについては「Aimerの曲でよく目にするな」程度の認識でした。
今回、飛内将大さんを調べたことで「こんなにすごい経歴があった人なんだ」と驚きました。
出身大学の「洗足学園音楽大学」も私の身近にある大学で「ここにいたのか」と親近感です。
世にはごまんと作曲家がいて、Aimerさんに楽曲提供してるのは飛内将大さんだけではありません。
ですが、Aimerさんと結婚しているので、仕事一緒にする上でも一番良い相手だったという事です。
今年の元日に結婚を発表した事で「残響散歌」が二人の代表曲として、結び付きを強めています。
Aimerさん、飛内将大さんに「残響散歌」に負けないヒットをこれからも期待しています。