風の谷のナウシカ腐海が生まれた理由はなぜ?正体や役割についても解説

風の谷のナウシカ腐海が生まれた理由はなぜ?正体や役割についても解説

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「金曜ロードショー」で放送していると、つい見てしまう「風の谷のナウシカ」

今年も、7月7日に放送されます。

改めて「風の谷のナウシカ」を思い直した時、重要な存在が「腐海」です。

この重要な役割を担っている「腐海」

では、あまりに有害すぎる腐海が生まれた理由はなぜなのでしょうか。

腐海の正体は何で、一体どんな役割をしているのでしょうか。

今回は「風の谷のナウシカ」での「腐海が生まれた理由」はなぜなのか。

「腐海」の正体は何で、どんな役割を担っているのかを解説していきます。

「風の谷のナウシカ」の今回についての解説なので、少々気合を入れていきましょう。

 


風の谷のナウシカ腐海が生まれた理由はなぜ?

「風の谷のナウシカ」の物語の前提となっている「腐海の存在」。

腐海が生まれた理由、もとい、腐海の原型となったものは何なのか。

それは、最終戦争である「火の七日間」でばら撒かれた有毒物質です。

この世界中にばら撒かれた有害物質が変化して、腐海へと姿を変えていきます。

腐海の正体については、あとの項で話をしていきます。

 

原作漫画では違う?

基本、腐海の正体、発生理由、存在意義は原作とアニメでも同じです。

原作と映画の違いは、「腐海がなくなり、通常の土地になった場所」です。

作中では「青き清浄の地」と語られている場所のことですね。

これは、腐海の役割に係ることなので、この「青き清浄の地」の話は次項にします。

この「青き清浄の地」は、原作では「腐海の尽きる所の先の、大陸の西端」とされています。

それに対して、アニメ映画の方は「腐海の底」に当たることが示されています。

 


風の谷のナウシカ腐海の正体や役割についても解説

先ほどは、「火の七日間」でばら撒かれた有害物質が元になっていると話しました。

そして、作中で腐海が「胞子を撒く」「瘴気を出す」などと言った表現が出てきています。

となると、腐海自体は「菌類の集まり」と言うことになります。

そうなんです、腐海の正体は「有害物質を糧にして生きる菌類の塊」なのです。

有害物質を糧にしているため、腐海にいる菌類も極めて有毒です。

胞子を吸えば5分で肺が腐り、死に至ります。

そして、花を開く時に生まれる、汚れた空気「瘴気」もあてられると、甚大な健康被害を出します。

では、そもそも有毒物質に、なぜ菌類が住みつけたのかもポイントになります。

これが、実は「腐海の菌類」の存在理由となるのです。

 

蟲の役割とは?

「蟲」と書かれるのは「腐海に住むものたち」を示しています。

他の生物については「虫」と言われているため、完全に別扱いとなっています。

腐海の菌類と共生する蟲達は、人々が容易に腐海に踏み込めないようにする守護者になっています。

基本は他に干渉することはなく、多くの種がおとなしい生物です。

ただし、一度仲間を傷つけられると激怒し、腐海をも飛び出し、人間世界を破壊していきます。

腐海を壊すことと蟲を殺すも同じです。

人が腐海に一切手を出せないようにする役割を担っているのです。

 

植物の役割とは?

前項で「腐海がなくなった後の世界」に触れました。

そう、腐海に息づく菌類たちには役割があり、役割を終えれば枯れ、消えていくのです。

物語の冒頭では、「有害物質に自然に繁殖した菌類」という説明がなされています。

つまり、そもそも腐海に役割があるとは思われていませんでした。

だからこその、腐海を焼き払い、蟲を掃討するという乱暴な策が打たれるわけなのですが。

しかし、作品終盤になり、腐海の正体が明らかになります。

それは「千年前の人類が創り出した人工的な汚染浄化システム」だったのです。

おそらく、千年前の人類はすでに、大量の汚染物質を抱えていたのでしょう。

「火の七日間」は、千年前の人類が抱えていた「汚染物質」がばら撒かれたに過ぎないと言えます。

そして、その「汚染物質」を数千年かけて大地を浄化するために生み出された事がわかります。

有害物質を代謝して生きる生物が自然に生まれるわけがありません。

人工的に「有害物質を代謝する菌類」を作り上げ、世界に撒いていたということです。

 


まとめ

「風の谷のナウシカ」にて腐海が生まれた理由のなぜ。

腐海の正体と役割の解説はいかがだったでしょうか。

腐海に住み着く生き物の生態から、腐海の正体は何となく分かると思います。

そして、そういう生物が行うことからも役割も推測できるのです。

今回、風の谷のナウシカにおける腐海が生まれた理由はなぜ。

腐海の正体や役割の解説をして、改めて人間と自然のあり方を考えるのでした。

今でも腐海と同じ役割で植えられている植物や菌類がいたります。

人間が自然を壊すのは一瞬でも、修復には気が遠くなるような時間がかかります。

この覆しようのない事実を、すべての人が心に焼き付けるべきなのです。