NEEくぅはボカロ曲も制作してた?おすすめも紹介!

NEEくぅはボカロ曲も制作してた?おすすめも紹介!

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注目バンド「NEE」のフロントマンである「くぅ」は、ボカロP[村上蔵馬]としても活動しています。

「supercell[ryo]」「米津玄師[ハチP]」と言ったボカロPが制作したボカロ曲の名曲の数々は、今でも語り継がれています。

では、NEEのフロントマン「くぅ」が制作したボカロ曲には何があるでしょうか。

今回はNEEのフロントマン「くぅ」が制作したボカロ曲の中で、おすすめ曲を紹介します。

そもそも、ボカロとは何か、「くぅ」以外のミュージシャンが制作したボカロ曲のおすすめも紹介します。

 


NEEくぅはボカロ曲も制作してた?

フロントマン「くぅ」がボカロPなだけあって、ボカロファンにとても好評なようです。

いまやバンドマンなので「くぅ」がボカロPをしていることを知らない人も多いと思います。

NEEというバンドは面白いバンドなので、色々な人に聞いてほしいですね。

 

使用しているソフトは?

ボカロ曲というものがそもそも何か、という話になります。

「ボカロ」とは「ボーカロイド」の略です。

「ボーカロイド」とは、言わば人のかわりに歌を歌うソフトのことです。

「ボーカロイド」は「初音ミク」を初弾として、様々なソフトが開発、発売されています。

この「ボーカロイド」は、ある人物[主に声優]の声を元にして作られています。

例えば、初弾として、ボーカロイドの代名詞である「初音ミク」は声優の藤田咲さんの声をベースにしています。

他にも「鏡音リン・レン」も、同じく声優の下田麻美さんの声をベースに製作されています。

くぅさんは自身で楽曲を制作した後、「ボーカロイド」のプログラミングを行い、歌唱をさせていたのです。

 

聞いた人の感想

では、くぅさん[村上蔵馬名義]の楽曲を聴いた人たちの声を聴いてみましょう。

くぅさんはボカロPとしても、十分に名は知られていて、現在の楽曲にもボカロとしての個性がバッチリ出ているようです。

Hey!Say JUMPに提供した「群青ランナウェイ」は、まさにボカロ曲という評判も目にしました。

現在のボカロ音楽の正統を行く音楽スタイルだと言えるでしょう。

 


NEEくぅが制作したボカロ曲のおすすめは?

こちらは、自身がボカロP「村上蔵馬」として送り出した楽曲の再生数が、10万を突破した際にあげたものです。

ちなみに、ボカロ曲で10万再生をすれば、かなり人気のある部類だと思って良いです。

では、くぅさんがボカロP「村上蔵馬」として送り出した曲の中で、おすすめ曲を紹介しましょう。

 

おすすめ①:天誅令和

2019年5月29日公開、「村上蔵馬」名義初楽曲です。

「NEE」でくぅが制作している楽曲と同じように、非常にシニカルで、人間の本音が漏れている曲です。

ボーカロイドというソフトの特性上、非常に無機質になるところが楽曲の持つ個性に合っています。

今どきのボカロPが作っている楽曲の典型とも呼べる曲になっています。

この1曲で「今のボカロ曲とはなにか」が見えてきます。

 

おすすめ②:Lilisu

2020年7月8日公開の楽曲です。

先程の画像で「10万再生突破」と言っていた楽曲です。

現在は13万再生しているようですね。

①に挙げた「天誅令和」以上に、歌詞にはより強い毒が散りばめられています。

この歌詞の強さを良さととるのか、それとも耳障りをとるのか。

音楽に対する向き合い方や楽しみ方によって、聴きたいものか聴きたくないものかがはっきり別れます。

私から言えば、まさにセンスの塊とも呼べるもので、非常に評価しています。

ボーカロイドの使い方を熟知し楽曲、手法となっっているのも素晴らしいです。

 

おすすめ③:GOコロンビア

この曲名はおそらく、ここから来ているのでしょう。

ネット民だったら誰でも知っているネットミームです。

如何せん、曲の内容にコロンビアは全く関係ないですし。

くぅさんもまた、この手の話の分かるネット民なのでしょう。

2021年1月10日公開の楽曲です。

この曲で聴こえてくるのは「人間ってこんなもん」「僕なんてこんなもん」「愛なんてこんなもん」という冷めた感情です。

上2曲とも共通しているテーマになっているのが、人間や社会の粗悪なのです。

粗悪だからこそ、シニカルに、そして時には聴きづらい言葉での表現になります。

おすすめする理由は、紡がれる言葉の秀逸にあります。

歌詞が先にあって、メロとボーカロイドの声がより深い世界を作る。

これがくぅ、もとい「村上蔵馬」が作る楽曲なのです。

 


まとめ

今回紹介したNEEのフロントマン「くぅ」さんの制作するおすすめのボカロ曲はいかがでしたか。

今回紹介したNEEのフロントマン「くぅ」さん制作のおすすめボカロ曲から、ボカロ曲の性質がわかったと思います。

くぅさんが「村上蔵馬」名義で制作しているボカロ曲が、くぅさんのボカロ曲に限らず、今のボカロ界隈の潮流です。

特に現在のボカロ曲の歌詞の世界観は、2010年代に入ってから多く見られるようになっています。

この世界観が非常に癖があり、なかなか通常のポップスではそこまで多く見かけるものではありません。

それだけに、ボカロ界隈はひとつ、特殊な領域を作り出しています。

ボーカロイドはサブカルチャーのひとつです。

知っている人はよく知っていて、知らない人は全く知らないとかなりの温度差が生まれています。

この記事を読まれている方の中にも、ボーカロイドにも、ボカロ曲にも馴染みがない人もいるでしょう。

くぅさんもといボカロP「村上蔵馬」の曲はYouTubeに上がっています。

「村上蔵馬」で検索をして、手始めにNEEのくぅさんの曲から聴いてみるのはいかがでしょうか。