オトナブルー歌詞の意味は何?元ネタやオマージュ曲も考察

オトナブルー歌詞の意味は何?元ネタやオマージュ曲も考察

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新しい学校のリーダーズのオトナブルーなる曲をヒットチャートで目にするようになりました。

オトナブルーは、YouTubeチャート2位・ビルボードではトップ10入り、いまだロングラン中です。

どうやら、この新しい学校のリーダーズのオトナブルーには歌詞に秘密があるようです。

オトナブルーの歌詞の意味は一体何なのでしょうか。

更には、オトナブルーには元ネタとなる曲があり、オマージュにもなっているとのことです。

では、オトナブルーの歌詞が意味するのは何か、オマージュした元ネタ曲は何なのか。

にわかに注目されている新しい学校のリーダーズのオトナブルーを考察します。

これはなかなかに考察のしがいがありそうな案件ですね。

今日もゆっくりして行ってね!

 


オトナブルー歌詞の意味は何?

ロングヒットを続ける「新しい学校のリーダーズ」の「オトナブルー」。

最新曲かと思いきや、2020年5月1日に発表されたデジタルシングルでした。

最新アルバム「一時帰国」に収録されていますが、ここまで前の曲とは思いませんでした。

何やら、TikTokにてMVで見られる「首振りダンス」が大流行なのだとか。

誰がTikTokに「首振りダンス」を投下したのかはしりませんが、種火が大きく燃え広がっています。

歌詞についてですが、私が解釈するには「大人になりたい少女の心情」です。

言葉では「大人ぶった女性」を演じていますが、内心「幼さから来る不安」が歌われています。

そして、「大人ぶった女性」と「幼さから来る不安」は、恋愛が生み出しています。

恋する相手を引っ張ってでも振り向かせたい一方で、「振り向かせられない」不安も感じるのです。

結局、なかなか恋愛に踏み出せないまま、悶々とした気持ちになってしまう。

そんな「少女」の様子を見ました。

 

タイトルの意味は?

「ブルー」と単語には「憂鬱な」という意味が含まれています。

「マリッジブルー」「マタニティブルー」などが代表的です。

この「マリッジ」「マタニティ」を「オトナ」に置き換えたらどうでしょうか。

「オトナ」になろうとすることに憂鬱さを感じてしまう。

「オトナになりきれない」ことがもどかしくて仕方がない。

そういった意味合いを込めて「オトナブルー」つけたと推測します。

 


オトナブルーの元ネタやオーマージュ曲も考察

オトナブルーの元ネタ・オマージュ曲を考えてみます。

 

Aメロから入ってくる「山本リンダ – どうにもとまらない」

まず、のっけ[Aメロ]からですが、山本リンダの「どうにもとまらない」と被ります。

「どうにもとまらない」の歌いだし「噂を信じちゃいけないよ」と進行が似ています。

曲調や山本リンダの歌唱は大人でも「私の心はウブなのさ」と「オトナブルー」と重なります。

メロディは「どうにもとまらない」を意識させることから、1970年代の曲に繋がると考えました。

 

1970年代の「大人ぶった少女」を歌った国民的歌手

1970年代、そして「大人ぶった少女の恋」を表現している事から思い当たる歌手がいました。

1970年代を代表する女性歌手で、あまりにも早くに引退をした歌手・山口百恵です。

山口百恵の初期曲「青い果実」「ひと夏の経験」等、背伸びした少女を思わせる曲を歌っています。

「横須賀ストーリー」が発表されるまで、山口百恵のスタイル、路線として確立されていました。

ただ、山口百恵の曲の歌詞の方がより生々しく、ませた少女を上手く表現しているとは思いますが。

 

昭和を意識している?

上記の2つから、1970年代・歌謡曲の時代を導き出しました。

ここで見出すのは「令和世代が解釈する昭和とはこうだ」だということ。

アレンジ・サウンド面・リズムの組み方は今風です。

一方、メロディ・歌詞には1970年代を織り込んでいます。

メロや歌詞には昭和がよく見えても、アレンジ・サウンド面・リズムには古臭さを感じている。

「令和世代が求める音楽の形」を垣間見える、新しいジャンルの楽曲と解釈しました。

 

聞いた人の声

「令和世代の昭和」を表現したオトナブルーの評判を聴いてみましょう。

「高い中毒性」「年齢を超えたヒット」との声が見られます。

広い世代に、深く浸透している様子がよくわかります。

「オトナブルー」は新時代音楽の一つとして、着実に根を張っているのです。

 


まとめ

新しい学校のリーダーズのオトナブルー。

歌詞が意味するところは何?元ネタ・オマージュした曲は何?

これらの考察、いかがだったでしょうか。

歌詞の意味を見て、どの時代でも女性なら一度は通る道なのかな、と思いました。

更に、歌詞と曲調を合わせ、元ネタとなるオマージュ曲を引っ張ってきたのにはセンスを感じます。

今・令和の時代だからこそ、新しい解釈の音楽を送り出す挑戦的な曲だと考えています。

考察をしていて、面白みを非常に強く感じることが出来ました。

「新しい学校のリーダーズ」は「オトナブルー」以降、11曲のデジタルシングルを出しています。

「オトナブルー」も良いですが、他の「新しい学校のリーダーズ」の曲にも触れて欲しいです。

奇抜で、アイデアに満ちた曲が並んでいて、興味深いですよ。

それでは、今日の音楽の話はここまで、またね!