忍びの国映画ラストの子供は無門の子?その後もネタバレ解説!

忍びの国映画ラストの子供は無門の子?その後もネタバレ解説!

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嵐の大野智さん主演の映画『忍びの国』は、豪華キャストの出演をはじめ緊張感のあるアクションもあることから、今でも人気の高い作品となっています。

大野智さん演じる無門の無敵の強さと、石原さとみさん演じる妻のお国との尻に惹かれている様子のギャップが魅力ですよね。

物語の最後は切なさもありますが、ラストに登場する子供で少し希望も感じられます。

一体、この子は無門とお国との子供なのでしょうか?

また、その子供とどうなったのか、その後のネタバレも知りたいです。

今回は、『忍びの国』映画ラストの子供は無門の子なのか、その後についてネタバレ解説していきたいと思います!

 


忍びの国映画ラストの子供は無門の子?

映画のラストで、無門が1人の少年と歩いている後ろ姿で終わります。

2人で伊賀を去って行くのですが、一体この少年は誰なのか気になりますよね。

無門と妻のお国の子なのでしょうか?

ラストで無門と一緒に歩いている子供は、無門がお国と一緒に城作りの報酬を貰った帰り道で訓練している「ねずみ」と呼ばれる子供の忍者で、訓練中に負傷してしまった子供です。

お国はその少年に掛けより手当し、無門に親を訪ねたところ「親はおらんでしょう、赤子の頃に他国からさらわれてきたのです」と説明されていました。

さらに、映画のラストのナレーションで「無門の居所は誰も知らない。噂によると身寄りのない子供を引き取っているという。無門によるとその子供の母親は美しく怖い人だとか」とも言っています。

このことから、「子供の忍者(ねずみ)=親はいない=身寄りのない子供」であることが分かります。

そして無門とお国(亡くなってしまいますが)は、「ねずみ」の父親と母親の代わりになったのですね。

 

なぜ引き取った?

無門はなぜ、ねずみを引き取ったのでしょうか?

それは亡くなってしまったお国がねずみを気に掛けていたからです。

お国は無門が「親はおらんでしょう、赤子の頃に他国からさらわれてきたのです」と説明された時に、ねずみに対して「可哀想」という感情を抱きました。

その後、里が攻められ非難している時や無門の帰りを待っている時にもお国の側にはねずみがいたことから、彼女が彼を気に掛け可愛がっていることが分かります。

そして、ただお国が気に掛けていただけでなく、ねずみが彼女の『忘れ形見』のように無門が感じたこともあって引き取り育てたのでしょう。

 


忍びの国映画ラストその後もネタバレ解説!

無門とねずみが伊賀を去って行く様子で終わる映画、ナレーションから2人で暮らしたことが分かります。

その後2人はどんな暮らしをしていたのか気になりませんか?

残念ながら、映画版ではその後は描かれていません。

しかし、原作小説では少し描かれていました。

そして原作小説では、ねずみは『鉄』という鍛冶見習いの少年になっています。

彼は無門がお国に家を追い出された時に、居候先の家にいました。

そして、鉄は忍者ではないので『人の心』を持ち、いつまでも帰らない無門に文句を言いながらも心配に優しく接します。

お国が亡くなり伊賀もまもなく滅びる時、鉄と無門は伊賀を一緒に去りました。

その後、2人が京都で暮らしている様子が原作小説では少し描かれて終わっています。

 

ファンの声

最後に映画『忍びの国』を見たファンの声をご紹介します!

ラストについて、どのように感じていたのでしょうか?

お国が亡くなってしまうシーンはとても悲しく切ない気持ちになりますが、ラストでねずみと伊賀を去る様子、そして最後のナレーションで無門が『人として』生きていけたことが分かるのがとても感動的、という声が多かったです。

これまでナレーションしていたのが「ねずみ」だったと分かる瞬間は、何度見ても胸が熱くなりますね。

 


まとめ

『忍びの国』映画ラストの子供は無門の子なのか、その後についてネタバレ解説していきました。

ラストのシーンで無門と手を繋いで歩く子供が、妻のお国との子なのか気になる人も多かったと思います。

調べてみると意外なところと繋がっていたことが分かりました。

2人はその後どうなったのかについてもネタバレを見てみると、心がほっこりするのではないでしょうか?

映画『忍びの国』は緊張感のある殺陣をはじめ、面白さや切なさもある濃い物語となっているので、これからも何度でも見ていきたい作品の1つですね。