現在も人気を誇る漫画『スラムダンク』は、1993年から96年にかけてアニメが放送されていました。
アニメも漫画に引き続き人気となるのですが、作者である井上雄彦先生は激怒してたそうです。
なぜ激怒してしまたのか、その理由が気になります。
それから、アニメはこれから盛り上がっていくところで終了しひどい最終回となってしまいました。
その後は描かれるのでしょうか?
今回は、アニメ『スラムダンク』を作者が激怒した理由はなぜなのか、また、ひどい最終回のその後はあるのかを調べてみました!
スラダンアニメ作者が激怒した理由はなぜ?
スラムダンク予告編、炎上してるけど流石に何年も前のアニメに引っ張られすぎでは。
2022年に当時のアニメの作画で映画観たいと思わないし明らかに予告編の作画の方が今の井上先生のタッチに近い。 pic.twitter.com/rIOQjztJJX— スイト (@suito_aka_sweet) November 5, 2022
なぜ作者の井上雄彦先生はアニメに対して激怒していたのでしょうか?
それは「アニメ(作画)のクオリティ」でした。
『スラムダンク』をはじめ、井上雄彦先生は画力が高いことで有名です。
臨場感溢れるキャラクターの動きに、物語にぐいぐい引き込まれます。
『スラムダンク』で一番の魅力といえばバスケットボールの試合中のプレーですよね。
しかし、アニメではプレーの迫力が伝わらず、キャラクターの動きが遅くカクカクしたものになってしまっていました。
そして、アニメを見ていた井上雄彦先生は作画のレベルの低さに怒りを感じ、放送の打ち切りを強く言っていたそうです。
アニメ終了には様々な理由がありますが、井上雄彦先生の声も働いたのかもしれません。
作者が漫画内で言及?
井上雄彦先生は、車椅子バスケットボールを題材にした漫画『リアル』で、このようなシーンを描いていました。
そもそも井上雄彦先生は、旧アニメを自作のリアルの中で揶揄されていましたからね。旧アニメの続編じゃなくて、自分の理想通りの新作を作るという意思表示かと。その割に東映ですが…チケット販売開始とキャスト発表が前後した事は、手違いなのか、否か#SLAMDUNK pic.twitter.com/e7fZ6YOh4M
— 声優_樫村さぎ (@enigma006) November 5, 2022
アニメ主題歌の歌詞が書かれていますし、主人公の桜木花道みたいな後ろ姿のキャラクターが映っています。
はっきりと言っていませんが、『スラムダンク』を思わせるシーンです。
ベッドで寝ているキャラクターの言葉から察するに、相当アニメに対して嫌悪感を抱いていたことが分かりますね。
スラムダンクアニメひどい最終回のその後はある?
予告映像キタ
・声優変更
・主題歌に大黒摩季、WANDS等は起用しない
・旧アニメ版の絵柄でなく井上先生の絵柄に近い作画とにかく、旧作の事は忘れて新しいスラムダンクを見て判断してくれ。という制作陣の断固たる決意は分かった pic.twitter.com/9KTs05aVk9
— にワカのタイショー (@wasabitaishi) November 4, 2022
テレビアニメは1993年から1996年に放送され、湘北高校がインターハイ出場権を勝ち取り、試合会場に出発するところで終了しました。
原作漫画では、その後に全国大会が描かれています。
しかしアニメ放送終了後、劇場版アニメが4作品公開されたのですが、テレビアニメ最終回の続編はその後描かれていませんでした。
1995年に公開された劇場版アニメ4作品目から27年、この間にテレビアニメ版のその後が描かれなかったのは、原作者の井上雄彦先生がアニメ化に渋っていたからだと考えられています。
そして、2022年12月3日に劇場版アニメの公開が予定。
2022年11月4日に発表された時点では、まだ明らかな内容は出ていません。
タイトルに『FIRST』となっているので、何作品かに分けて制作されるのではないか?と予想が出ています。
今後の発表に注目していきたいですね。
ファンの声
原作ファンや、旧作アニメを知るファンの声を集めてみました。
映画スラムダンク問題。
正直旧作のアニメは、
声は確かに印象に残るけど
作画は酷いレベルだったので
クオリティの高い映像で見られる
スラムダンクは非常に楽しみ— ぼ ん ぞ う (@bonzou_spulse) November 4, 2022
スラダン、声優変更大変だ。
でも、アニメの絵がヤバすぎて旧作あんま
見ずに漫画派なもので。
今回、漫画に寄せた作画だから期待。— ちょい560 (@choi560san) November 4, 2022
これは本当にそうであのスラムダンクのアニメ以降、恐らくあれが原因でアニメ化に踏み込んでこなかった井上雄彦先生が自らアニメ化したんだから旧作の要素の多くが捨てられているのは想像に難くないと思うんだよな
— 土人首相 (@ukei7) November 5, 2022
私は漫画のスラダンは好きだったのだが、旧作アニメはそれほど思い入れがなくて、旧作って前半の井上先生の作画を踏襲していて、後半の作画の神成長に追いついてないイメージがあったんだよな。今回の映画、終盤の表現力を表現してるようなら見たいとは思うけど山王戦でもなくオリジナルなのかー
— ponnao (@ponnao) November 5, 2022
宮崎駿がいわゆる「アニメ声」を好まないのと似たような感じで、スラダン作者も写実寄りになった絵に合わせた声優を望んだのかも…?旧声優陣の続投を望む多いみたいだけど、あれだけ絵に拘る作者が今回これだけ変わった作画に旧作の声優陣をそのまま起用するのも違和感を覚えると思うんだよね。
— たけくらべ (@Xiekitchen1873) November 5, 2022
新作の劇場版アニメは、作画をはじめ声優も全部一新したので、旧作アニメに親しんでいた人の中には寂しさを感じる人も多くいたようです。
しかし、27年もアニメ化を渋っていた井上雄彦先生が再びアニメ化を決めたということで、力を入れこだわっている作品になるのではないかと期待を含む声もありました。
まとめ
正直声優変更残念だけど「新しいスラムダンク」として映画見たい
井上先生が言ってた「知ってるけど初めて見るスラムダンク」ってこういうことだったんだなぁ#スラムダンク特番 pic.twitter.com/3K9xq2AaYo— まよさん (@mayoyon_14) November 4, 2022
以上、アニメ『スラムダンク』を作者が激怒した理由はなぜなのか、また、ひどい最終回のその後はあるのかをご紹介しました。
1995年から96年に放送されたアニメ『スラムダンク』は原作漫画と共に人気となりましたが、作者の井上雄彦先生は激怒していたそうです。
なぜなのか調べてみたところ、納得の理由でした。
さらにアニメはひどい最終回になってしまい、ファンはその後が描かれるころを楽しみにしていました。
2022年12月3日に劇場版の公開が予定されています。
期待したいですね!